面接突破率100%を実現した、たった3つの準備と対策
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今日は就活にも転職にも使える、面接ネタを。
私は過去何度も就職活動や転職活動で面接を受けていますが、一度も落ちたことがありません。
自分の中でテクニックを確立させており、文章に落とし込むのは非常に難しいのですが、その内容を記事にしてみたいと思います。
名誉社畜のスペック
そりゃまあ「ハーバード大学卒業で医師免許と弁護士資格持ってます」だったら落ちる要素は無いと思うんですが、さすがに私はそんなハイスペックではありません。
某国立大学の理系学部卒で、資格は今でも自動車免許しか持っていません。
TOEICも400点くらいです。
新卒のときは研究室の推薦は使わずに学部4年生で事務系、技術系様々な説明会に参加してエントリーしまくりました。
当時の記録用Excelを見るとエントリーシートだけなら50社ほど出していますw
結果、新卒でキーエンスに。
その後外資系の医療機器メーカに転職しています。
早々にキーエンスから内定を貰ったので、選考を進めて内定までもらったのは数社ですが、選考中だった企業も全て通過していました。
面接は約45戦で全勝。
外資系などを除けばどれも一部上場企業です。
実は友人にも話していませんが、公務員試験も合格しています。
今のところただの自慢みたいに見えますが、こんなことを30歳過ぎた今話したかったのではありません。
面接突破のためにするべき3つの準備をお伝えできればと思っています。
挫折
こんなことを書いておきながら、実は一度だけ面接で落ちたことがあります。
インターンシップの採用面接です。
会社の規模としてはあまり大きくなく、夏休みを利用してちょうどいいタイミングだったのでちょっと受けてみた、くらいのモチベーションでした。
そして正直なところ「この会社なら自分の学歴だと余裕」とも思っていました。
順調に1次面接とグループディスカッションを通過し、最終面接。
ここでも問題なく面接官とコミュニケーションを取れまして、手応えアリ。
この時は『ああ、就活ちょろいな』なんて思っていました。
しかし結果は不合格。
本気でへこみました。
和やかな面接で何一つエラーはしていないはず。
スーツや髪型も無難に纏めました。
自問自答を続け、ある一つの答えが導き出されました。
「エラーはなかったが得点していない」
結局私は面接官と無難に仲良く話をしただけだったんですよね。
ありがちな質問に普通に回答できました。
でもそれだけ。
他を圧倒するような学歴でもないし、資格もない。
結局平均点を出しただけだったんです。
無難だなぁで終わったんじゃないでしょうか。
少なくとも面接官に『こいつと働きたい』とか『会社に貢献してくれそうだ』という絵を描くことが出来なかった、と反省しました。
面接までにやったこと
ここでの挫折のおかげで、本番の就職活動では負けなしを実現できました。
具体的にやったことは以下。
下手な本に従って自己分析なんかに時間をかけるくらいなら、黙って以下のことをやればいい。
自己分析を面接対策に位置付けるのは間違い。
優良企業を探すことに時間をかけたほうがよっぽどいい。
1. よくある面接での質問をピックアップ
ネットで調べたらいくらでも出てきます。
でもちゃんと整理したらパターンなんて50個もないですよ。
言い回しは変わっても、結局似たような内容になります。
・大学時代に打ち込んでいたことは何ですか?
・趣味は何ですか?
・社会人になって、休みの日は何をして過ごしたいですか?
実際に新卒の時に面接で聞かれたことがある質問です。
これも人によっては全て同じような回答になりますよね。
過去 / 現在 / 未来における趣味を聞いているように見えます。
2. 質問の意図を想像する
面接官はうわべの会話スキルを見ているのではありません。
必要な人材をわずか数十分のうちに見極めるという、非常に難しい仕事を行っているのです。
質問には必ず意図があります。
ここでは「何故その質問をするのか」を想像してください。
例えば先ほどの『大学時代に打ち込んでいたことは何ですか?』という質問の裏にどんな意図が隠されているか。
どんな能力のあるなしを、その質問から判断しようとしているのか。
先ほどピックアップした質問全てにこの意図を紐付けます。
そこで良く考えてみてください。
先ほどの3つの質問。
・大学時代に打ち込んでいたことは何ですか?
・趣味は何ですか?
・社会人になって、休みの日は何をして過ごしたいですか?
これ、同じ意図で質問されていますか??
前2つは過去の経験から得られた、仕事に活かすことが出来るスキルを聞き出すための質問だと思いますが、最後の「社会人になって、休みの日は何をして過ごしますか?」という質問の意図は別のところにありませんかね。
私だったら仕事以外の場面でも、仕事に役立つスキルを吸収できる人かを見るために、この質問を投げかけます。
3. 質問の回答を用意する
最後に全ての質問の回答を用意します。
もちろん2で想像した意図に沿った形で回答を考えてください。
つまり全ての質問に対して、面接官の意図を汲んだ上で、自己PRを含めた回答を作るわけです。
自己PRといっても、聞いてもいないことをペラペラ話すのはダメですよ。
最低限のキャッチボールをしつつ、簡潔に纏めなければいけません。
そのためにしっかりと文章に起こして準備してください。
・社会人になって、休みの日は何をして過ごしたいですか?
の回答は
「学生時代からサッカーをやっていまして、社会人になっても続けたいです。(スポーツマンアピール!)」
はこの場合、きっと間違いであって
「読書です。今までは小説ばかり読んできましたが、就職活動するにあたりマーケティングに強く興味が湧きまして、ビジネス書にも手を広げていきたいです。先日も××を読みました。」
のほうが面接官の意図により近い回答じゃないかなと思います。
別に読書 > サッカーと言いたい訳じゃないですよ。
もちろんサッカーでも、ちゃんと面接官の意図を汲んだ回答ができればOKです。
これだけです。
もちろん運もありますが、これだけで私は全勝できました。
逆に言うとこれくらいできないと、自分を安売りすることになると思います。
初めて面接を受けたインターンシップ採用の時と比べて、上記の準備をしっかり行うことで面接官の考えが理解でき、面接の場をカードゲームのような感覚に捉えることができました。
全く想定していない質問が来ることもありましたが、そこで焦らずに意図を汲んで、切返してください。
しっかりと考えて準備をしていた人にとっては、もうそんなに難しいことではないはずです。
またこれは転職のときにももちろん使えますし、使っていました。
想定される質問内容は当然新卒の時とは変わってきますが、逆に質問される内容はより自分の経験に沿ったものになるはずで、対策も立てやすいと思います。
ただここでも単純に会話のキャッチボールをしてしまうとNGです。
必ず意図を理解したうえで、自己PRを含めた回答をしないといけません。
(↑以前も紹介したのですが、仕事に対してモチベーションを上げられる本です。)
最後に、先ほど自己分析という行為を批判的に書きましたが、『自分が本当にやりたい仕事は何か』については、しっかりと考えてください。
新卒採用のお手伝いをするときに、就活生と話す機会が多いのですが、ここが甘い人が本当に多いと感じます。
ここが甘いと入社してから本当に苦労します。
そして全ての企業に合格することが決して良いことでもありません。
これは今だからこそ思えることですが、本来面接はマッチングの場所。
面接官と被面接者は対等な立場であるべきです。(新卒だと難しいですけどね)
背伸びするわけでもなく、ありのままの自分を出すことで、またしっかりと面接官に逆質問することで、この採用がお互いハッピーになれるかを確認する場所であって欲しいと思います。
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